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太平館餐廳

(昨年パソコンのトラブルでUPできていなかった香港旅行の記事です。2009年9月の出来事。)

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子供の頃、年に一回程度家族で食事に出かけることがあった。

そんな時、決まって寄るのは徳島駅前の洋食レストランありの道だった。

普段口にすることのないビフテキを頬張る父の横で私はといえば嫌いな茄子の入った焼き肉定食をいやいやつついていた。

今に思えばあれは父のボーナス日だったのだろうか?

世はまさに高度成長期に沸いていた時代だった。

香港油麻地にある太平館餐廳は1860年に広州で創業の老舗洋食店。

店の扉を開けると老齢のウェイターが迎えてくれる。

店内の席を埋めるのは常連らしき一人客の老紳士、おばあちゃんをを交えた家族連れ、中華料理の店でないことがハレの日のご馳走を感じさせる。

名物の鶏手羽の醤油煮は濃厚なたまり醤油味ながら、中華風ではなくしっかり洋食。
ちょっと甘めの味付けにノスタルジーを感じる。

分厚い牛タンのスープ煮はこれまで私が食べた牛タン料理の最右翼。
しっとり柔らかでありながら、牛タンの味わいがしっかり残っていて絶品。

最後にとどめの子供の頭ほどもあるこの店名物の巨大なスフレを食べる。

ふわふわに焼き上げられたスフレは、ホントに美味しい・・・・でも食べても食べても減らない

口から泡を吹きそう・・

「カニになる~」と悲鳴を上げながら完食


満腹である。

お腹も心も満足。

この店には歴史がある。

でもそれは店の歴史だけではない。

ここで特別な思い出を作った客達の歴史でもある。

(料理の写真等は飛んでしまったので、こちらで)

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