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よあけ

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子供の頃、徳島市内のラーメン店で父によく連れて行ってもらった店といえば、「広東」、そして広東が閉まっているときは「いのたに」と決まっていた。


その頃からよく耳にした老舗ラーメン店の噂に「よあけは美味しい。」というのがあった。


そして高校生の頃だったか?ひとりで初「よあけ」。

「薄い…?」


「よあけ」の印象は徳島中華そばの濃い味に馴染んだ私には物足りないものだった。

料理評論家の山本益博氏が週刊誌で日本の美味しいラーメン店の2軒に選んだのを読んだりもして、その後も何度か足を運んだものの、やはり何か物足りない感じがして次第に足が遠退いていった。

この店元々、いつ開いているのかよく分からないような店だったが、いつの頃からか暖簾が出ているのを見かけなくなっていた。

「とうとう閉店したか・・・。」とあまり馴染みもないのに、それでも古い店が無くなることに一抹の寂しさをおぼえていた。

その「よあけ」に再び暖簾がかかるようになった。

聞けば大阪に行っていた娘さんが後を継ぐべく帰ってきたそう。

久しぶりに食べに行ってみると、先代から(娘さんは3代目)の味はしっかり受け継ぎながらも、マイルドでまとまりのある味になっている。

徳島ではやや薄めだった味も、最近あまりにこってりはキツくなった私にはちょうどいい。

最近の徳島ラーメンは変化を遂げつつある。

土木作業等、肉体労働に依存する人たちが少なくなってきたことにも関係するのか、濃厚豚骨醤油スープに白ご飯という取り合わせだけではない新しいタイプのラーメン店が台頭してきている。

そんな時代にここの中華そばは意外とマッチしているのではないか?

老舗の伝統を守りながらさらなる進化を遂げている店。

今更ながら「よあけ」、に再注目している。
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