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太陽の子

太陽の子 (角川文庫)
「太陽の子」 灰谷 健次郎

あけまして おめでとうございます。

もう既に旧正月ですが・・・。

作年もいろんなことがありました。

世間も個人的にも・・。

これまで私は嫌なことや、みたくないものからは目を逸らして生きてきたような気がします。

今年はいろんなことを真っ正面から受け止めていく年にしたいと思っています。

そんな思いで、年末から読み始めたのがこの本「太陽の子~てぃだぬ・ふぁー~」

この本は神戸が舞台になっていて、神戸で仕事をしていた私には、けっこうリアルな描写もありました。

以前、大正区で開催されたエイサー祭りを見に行ったときに主催者側の一種排他的ともとれるポリシーに退いてしまったこともありましたが、彼らの気持ちが如何ほどのものだったのかは立ち入ることも出来ないし、また立ち入ろうともしませんでした。

灰谷 健次郎が沖縄戦やウチナーンチュ差別をテーマにこの本を書いたことは知っていたのですが、私はこれまで沖縄音楽の端っこに触れながらも、そういったことからは逃げてました。

もちろん、沖縄問題だけでなく、様々な差別問題や外国との軋轢等々の大きなことから、身近なマナーに到るまで、自分に都合の悪いことには眼や耳に蓋をして、見ざる聞かざる、そして言わざるをきめこんでました。

少なくとも音楽を通じて、沖縄というものに関わりを持ってしまった身として、避けては通れないものにあえて蓋をして、見ようとしないのは卑怯なことなんじゃないだろうか?

真っ直ぐにあるべきものを捉えて、そして自分なりにそれを咀嚼してゆく。

答えは出せないかもしれないけれど、少なくとも逃げない。

そんな、一年にしたいものです。

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