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十牛禅図

十牛禅図―般若心経の「空」の心を知るための絵物語

「十牛禅図」 松原 哲明

禅の本でも読んでみようかと以前から、関心があった十牛禅図を読みやすそうなイラスト付きで書いてあるようなので手に取ってみた。

最初に「あらすじで読む十牛禅図」が可愛らしいイラストと共に下記の解説で書かれています。
この本はここを読むだけで価値がある。というか他の部分では今の私の価値観と相違する面も多く、ちょっと戸惑いもありました。

「あらすじで読む十牛禅図」

第一 尋牛
本当の自分は「なにものか」を知りたくて、牛を探す旅に出ました。

第二 見跡
草が生い茂る道をかき分け、牛の足跡、自分探しの手がかりを見つけました。

第三 見牛
牛の足跡をたどり、探し求めた牛の姿を見ることができました。
その美しい姿が、自分の心そのものだったのです。

第四 得牛
牛を捕まえようとしますが、牛は荒くれ者。
それは、乱れる自分の心を鎮めるのと同じように、困難なことでした。

第五 牧牛
荒くれ者の牛とも心が通じ、飼いならすことができました。
自分の心を手に入れ、悟りの境地に到りました。

第六 騎牛帰家
捕まえた牛の背に乗って、家に帰ります。
牛が逃げたり、暴れる心配はもうなくなりました。

第七 忘牛存人
せっかく捕まえた牛はどこかに消えてしまいました。
でも、心は自分の中にあるのだから、もう牛がいなくてもいいのです。

第八 人牛具忘
牛も人もいなくなりました。
悟ったことも、悟った自分も忘れてしまい、「空」になりました。

第九 返本還源
水は清清と流れ、花は紅に咲いています。
「空」になりましたが、すべては目の前にやっぱり存在しました。

第十 入鄽垂手
人とお酒、そして、笑いと悲しみが渦巻く生活がありました。
結局、元の木阿弥に帰り、俗世界で生きていきました。

中国の道教や老荘思想にもちょっと興味があるのですが、それにも近い思想のような気がします。やはり中国で仏教が土着の信仰の影響を受けたのかもしれませんね。

私的には禅より道教のほうが即物的で俗っぽいところが感覚に合ってるように思う。

もっとも、きちんと勉強したわけでもなく、インスピレーションだけで感じているので本当のところは分かりませんが・・・。

まぁ、また気になる本があればまた手に取る事もあるかもしれません。

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