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2006年5月

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」 リリー・フランキー

これは反則だ(^_^;)!

作者本人も語っているが、これは小説ではない。
あえて言えばドキュメンタリーとでもいうべきか?

少年の頃からのオカンをとにかく有りの侭に描いている。

ここまで、親子のつながりを読まされて、最後にオカンが死んでしまえば大概の人は泣かされる。
読者が男なら尚更だ。

いえ、悪く言ってるんじゃないんです。

物語には想像力で築き上げていくものと、自分の中にあるものを削ってつくるものがあると思っています。
この物語は明らかに後者の最たるもの。

それだけに説得力はあります。
ことこの作品でいえばありすぎるくらい。

~オカンとボクと、時々、オトン~のサブタイトル通り、オカンとボクの話が中心ですが、私はオトンのキャラ、意外に気に入ってます。

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皇后飯店のヌガー

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クイーンズ・カフェ(皇后飯店)のヌガーを香港みやげに買って帰った。
欲望の翼
ウォン・カーウァイ監督の「欲望の翼」の舞台になった事でも有名な「皇后飯店」は行った事がないけれど、時々地下鉄駅でショップを見付けると衝動的にここのヌガーを買ってしまうのです。
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今回はいろんなバリエーションが増えてたので、迷ったのですが写真はイチジクのヌガー。

いい感じです。

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かもめ食堂

かもめ食堂

「かもめ食堂」 群 ようこ

映画の方に興味があったのだが、とりあえず原作を読んでみた。
群 ようこの小説を読むのは初めてだが、この本、漫画のようにすぐ読める。

これって映画の原作としての書き下ろしだったのですね。

ヘルシンキで食堂を開いたサチエのもとに訳ありの日本人女性がやってくる。
皆、自分の人生がどこかで食い違ってしまった人ばかり。

キャラクターの背景の掘り下げもないし、ストーリーに特にドラマチックな展開があるわけでもない。淡々とした物語。

映画を観ていないのでなんともいえないが、映像や間のある映画で観るべき作品かも?

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みろくプリン

Photo_281神戸そごうで四国の物産展をやっていたので、高松市のケーキ店「ルーブ」の「みろくプリン」を買ってくる。

この店、四国にいた頃は香川県に遊びに行くたびにケーキを買いに行ってたんですが、プリンを買うのは初めて。

味は濃厚~って感じ。

でも、なんといっても容器がかわいいのが印象的。

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課題がいっぱい(^_^;)

最近、稽古に行くたびに新しい工工四をもらう。

で、結構どれもやってみたい曲ばかり。

ろくに一曲もマスターできないのに課題がいっぱい(^_^;)
暖かくなってきたし、緑も萌えてきたし、また休日に三線持って公園でも行ってみようかなぁ・・・。

がんばるぞ~!
    ↑
でもマイペースでね(^_^;)

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被差別部落の青春

被差別部落の青春

「被差別部落の青春」 角岡 伸彦

私がこれまで、意識して避けてきたジャンルがある。

差別と戦争体験の問題がそれ。

無責任な発言は出来ないし、当事者でない私(差別を受けた覚えがない)がとやかく言える問題ではないように思っていたからだが、以前にこのブログでも紹介した本、「沖縄学~ウチナーンチュ丸裸~」の中で、あの面白可笑しく沖縄を紹介している仲村 清司さんでさえ沖縄人差別を経験した環境にあったことが、意外に感じたこともあって、この本を手に取ってみた。

被差別部落に生まれた著者が、部落に関係する内外の関係者の話を聞き取り書かれたものだが、これを読むと同じ被差別部落に関わってきた人でも、環境、年齢、性別などによって考えが違っていることがよくわかる。

差別問題にどう対していくのかは色々な考えがあるでしょうが、部落独自の文化、習慣の中になにか今の日本に魅力的なものを見つけられ、それをプラスに転化できれば新しい展開が見えてくると思うのは、現実を知らない私の甘い見解なのだろうか?
韓流や沖縄ブームで、在日朝鮮人や内地に住む沖縄出身者に対する眼は明らかに違ってきたと思うのだが・・・。

悲しいことだが人が個性を持って生きる限り差別はなくならないだろう。
せめて、自分が他人に対して差別の意識をもったときに“恥ずかしい”と思う心だけは忘れないようにしていきたいと思っている。

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手作り餃子 パンダ

Photo_274 一昔前に“こだわりの頑固おやじの店”とかいうのが流行った時代があった。

テレビや雑誌がこぞって取り上げた。

確かに旨い店も多かっただろうが、客が店の親父に頭ごなしに怒鳴られたりすることもあって、またそれが逆に話題になる時代だった。

実際私も高校生の時に神戸のある有名餃子店でおばちゃんに怒鳴られた事がある。あの時はずいぶん居心地の悪い思いをしたものだ。

その後、バブルもはじけて世の中不景気になり、そんな店の話題も聞かなくなってきた。

時代は変わって今では皆、思い思いに居心地の良い場所に集ってくるようになった。

阪急塚口駅からすぐ、線路際にある「手作り餃子 パンダ」は若い夫婦が二人で営む店。
やることはきちんとやってるが、肩肘を張らない雰囲気がなんとも居心地がよい。
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ビールで流し込む熱々の焼き餃子、水餃子は丁寧なつくり。
ちょこっとした酒のつまみもある。

ここのカウンターに座ると慌ただしい仕事モードのスイッチがオンからオフへ切り替わる感じがする。
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客も色々でビールと餃子を一人で楽しむ人もいれば、仲間とわいわい飲む人達もいる。
毎日のように、定食を食べにやってくる女性客もいるみたいだ。

そう、最近日替わりの定食を始めたのだが、飽きの来ない味でこれなら毎日通うのも頷ける。

ご飯ものが食べたい人には魯肉飯もあって、こちらも人気。
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皆、思い思いの時を過ごす。

昨年の夏にオープンしたばかりのまだ、新しい店だが、この雰囲気はいつまでも大切にしてほしいものです。

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十牛禅図

十牛禅図―般若心経の「空」の心を知るための絵物語

「十牛禅図」 松原 哲明

禅の本でも読んでみようかと以前から、関心があった十牛禅図を読みやすそうなイラスト付きで書いてあるようなので手に取ってみた。

最初に「あらすじで読む十牛禅図」が可愛らしいイラストと共に下記の解説で書かれています。
この本はここを読むだけで価値がある。というか他の部分では今の私の価値観と相違する面も多く、ちょっと戸惑いもありました。

「あらすじで読む十牛禅図」

第一 尋牛
本当の自分は「なにものか」を知りたくて、牛を探す旅に出ました。

第二 見跡
草が生い茂る道をかき分け、牛の足跡、自分探しの手がかりを見つけました。

第三 見牛
牛の足跡をたどり、探し求めた牛の姿を見ることができました。
その美しい姿が、自分の心そのものだったのです。

第四 得牛
牛を捕まえようとしますが、牛は荒くれ者。
それは、乱れる自分の心を鎮めるのと同じように、困難なことでした。

第五 牧牛
荒くれ者の牛とも心が通じ、飼いならすことができました。
自分の心を手に入れ、悟りの境地に到りました。

第六 騎牛帰家
捕まえた牛の背に乗って、家に帰ります。
牛が逃げたり、暴れる心配はもうなくなりました。

第七 忘牛存人
せっかく捕まえた牛はどこかに消えてしまいました。
でも、心は自分の中にあるのだから、もう牛がいなくてもいいのです。

第八 人牛具忘
牛も人もいなくなりました。
悟ったことも、悟った自分も忘れてしまい、「空」になりました。

第九 返本還源
水は清清と流れ、花は紅に咲いています。
「空」になりましたが、すべては目の前にやっぱり存在しました。

第十 入鄽垂手
人とお酒、そして、笑いと悲しみが渦巻く生活がありました。
結局、元の木阿弥に帰り、俗世界で生きていきました。

中国の道教や老荘思想にもちょっと興味があるのですが、それにも近い思想のような気がします。やはり中国で仏教が土着の信仰の影響を受けたのかもしれませんね。

私的には禅より道教のほうが即物的で俗っぽいところが感覚に合ってるように思う。

もっとも、きちんと勉強したわけでもなく、インスピレーションだけで感じているので本当のところは分かりませんが・・・。

まぁ、また気になる本があればまた手に取る事もあるかもしれません。

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キング・コング

キング・コング 通常版
香港からの帰りに飛行機でみた映画。

今更ストーリーについては説明するまでもないでしょう。

映画にコマ撮りの手法を取り入れた先駆者ウィリス・オブライエン監督の名作をあの「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がリメイク。

本作は大恐慌時代のアメリカを再現した美しい映像もさることながら、CG処理でコングの細かい表情や感情表現を可能にし、ナオミ・ワッツ演じるヒロインとコングの悲恋を見事に描いたところが流石。

体調も悪かったし、これなら字幕無しでも解るだろう。くらいの安易な気持ちでみたのですが、恥ずかしながら、飛行機の中でちょい泣きしてしまいました。

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リンダ リンダ リンダ

リンダリンダリンダ
大学生の頃か、社会人に成り立ての頃か忘れてしまったが、徳島市の繁華街に行きつけのパブがあって、そこではよくオールディーズ系のライブをやっていた。

ある日、店に向かうエレベーターの中でライブ帰りに店を出てきたボーカルのみっちゃんに
「ブルーハーツ来てるよ。」
と声を掛けられた。

何のことだかよくわからなかったが、店にはいつもにまして大勢の客がいて、ボーカルの甲本 ヒロトを除く他のメンバーが飲みにやってきていた。

どうやら全国ツアーの徳島公演の打ち上げらしい。

私はいつものようにカウンターのいちばん端っこにある背もたれの着いていない椅子が置かれた定位置で、ビールを飲んだり、店のマスターと世間話をしたりして飲んでいた。

なにげに手元にあったダーツを投げると的に刺さらずに下に落ちて、床に座り込んだザ・ブルーハーツのドラマーに刺さりそうになった。そんなこともあった。

当時、車は家の古くなったカリーナを弟と共有していたのだが、車には弟が友人からもらったらしいザ・ブルーハーツのアルバムが乗っていてよく聞いた。

良いうたを歌う奴らだなぁと思いながら何度も聞いた。

映画は学園祭を前に解散の危機に追い込まれた女子高生バンドがボーカルに韓国人留学生のソンを急ごしらえでしつらえて、乗り越えていくという青春ストーリーだが、物語は少しコミカルに、そして淡々と描かれている。

とにかく彼女たちはよく寝る。教室や部室ですぐにうたた寝するところが妙にリアル。

ちょっとご都合主義的な場面もあったが、韓国人女優のぺ・ドゥナのどこか恍けた愛らしい演技と、なんといってもザ・ブルーハーツの歌に救われている。

やはり奴らは良いうたをつくる。

個人的に「リンダ リンダ」の歌詞の中では

“決して負けない強い力を、僕はひとつだけ持つ”

というフレーズが気に入っている。

香港行きの飛行機の中でみた映画。

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きいろいゾウ

きいろいゾウ

きいろいゾウ」 西 加奈子

田舎に移住してきたツマとムコの夫婦とそれを取り巻く人々の物語。

そして、時々、象徴的に挿入される“きいろうゾウ”のお話。

この物語は田舎暮らしを描きながらも、良い意味でリアルさがない。作者の想像とインスピレーションから生まれたフィクションの世界だ。

個々のキャラクターも個性豊かで魅力的。

後半、物語は少し重い展開をみせるが、それでも収まるべき鞘に収まるのだろうなと安心して読み進める事が出来る。

この世界観にひたれれば、楽しめる一冊。

病に苦しみながら香港のホテルで読破したので、私にはとても幻想的な物語に感じました。

自分にとって大切なもの。

再確認してみるのにこの本、お勧めです。

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うさみ亭 マツバヤ

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船場にあるキツネうどん発祥の店として有名な「うさみ亭 マツバヤ」へ行く。

夏物の背広をつくる目的と、香港で壊した胃腸の調子がいまいちで、優しい大阪うどんを食べに行こうと言う事になったのだ。

船場周辺は今、大阪でもオシャレなエリアとして注目されているが、船場センタービルを中心とする繊維問屋街は昔の大阪の雰囲気と、庶民価格が魅力の町なのです。

思えば、うちの祖母は私が物心つくころまで、竹製の乳母車で呉服の行商をしていて、幼い頃、乳母車に乗せられて徳島の繊維卸街に仕入れに連れて行かれていたらしいので、そのころの微かな記憶が郷愁を誘うのかもしれません。
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これが、元祖きつねうどん。

回転が速いせいか茹がきたてなのだろう、大阪うどんながら伸びのある麺は私好みのコシ。出汁は関西のうどん屋としてはかなり色が濃い。味もかなり甘め。

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こちらは、もうひとつの名物おじやうどん。

焼き穴子や、甘辛く煮た干し椎茸など具沢山で贅沢な一品。

ご飯とうどんという炭水化物どうしを一緒にしてしまうところがなんとも関西です。

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まさかのトラブル~香港旅行記5日目~

朝。

体調は悪いものの、なんとか帰れそうなくらいにまでは復調している。

ホテルの近所で塩味のパンを買って部屋で食べる。

チエックアウトをすませて空港への電車の走る駅までタクシーで向かう。

駅のチェックインカウンターで飛行機の登場手続きをしようとすると、

「名古屋へ飛んでくれ。」と言われる。

「は?」

思わず聞き返す。

大阪の天候が悪いためかと思ったが、そうではなく、オーバーブッキングで席がなく行き先変更の交渉をしているとのこと。
こちらの事情を説明して関空行きの話がまとまり、空港へ向かう。

ところが、空港でまた、どうしても席が確保できないので、名古屋へ向かってほしいと言われる。
関空行きの交渉を続けるも、どうしても無理という事でしかたなく名古屋行きの承諾をしてからしばし後、大阪行きの席が他の航空会社から確保できたとの事で、なんとか目的地まで帰れる事になった。

しかし、この地点でもう登場時間ぎりぎり。
関係者用のゲートから案内してもらい、飛行機にほとんど駆け込み乗車(?)状態。

無事帰路に着く。

あ、でもさすがに機内食は喉を通る状態でなく、機内ではドリンクオンリー(もちろんノンアルコール)で過ごしたのでした。

後半、なんともトラブル続きの旅行で終わったものの、過ぎ去ってしまえば、それもまた貴重な想い出。今回、不完全燃焼の旅行のため、次回の香港旅行への積み残しが沢山できました。

                                   【香港旅行記2006 了】

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本場、中医体験~香港旅行記4日目~

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誰もいない部屋の天井からシャンデリアを小さくしたような照明器具がぶら下がっていて、なんだか不自然だなぁとぼんやり思っていた。

そういえば、ここは香港のホテルだったと、ふと思い出す。

すこし眠っていたようだ。

変な夢をみた。
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自分の体がジグソーパズルのようになっていて、脇腹のあたりのピースがどうしても上手く入らない。
それに重なるようなイメージで、香港の街のパズルがあってこれも銅鑼灣の部分が上手く収まらなくて気持ちが悪い。
むずむずとするような感覚に襲われる。

目が覚めてもどこかぼーっとしている。
その上、一定の間隔をおいて膨満感と共に強烈な腹痛が襲う。
腹部に悪いガスが溜まっているのだろう。

それでも、トイレで毒が出てくれる気配はない。

ちょうど時刻は昼前で、まさに白昼夢の中にいるよう。
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昨夜の夜中に目が覚めた。

恒例の食後のデザートを食べた後はまだ元気があって、時間も早い事だし、妻をおいて一人でどこかの海鮮屋台で夜風に吹かれながらビールでも楽しみに出かけようかと思っていたくらいだったのだが、ホテルの部屋でくつろいでいる内に昼間の疲れが出たようでゆっくり眠る事にした・・・。

目が覚めたのは、のどの渇きと不快感から。
どうも熱があるみたいで、頭と腹部、そして胸も痛い。

これはかなり、重症みたいだ。

日本から持ってきた解熱剤を飲むと少し楽になり、細切れの眠りながら朝を迎える。
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朝になってもいっこうに良くならないので、初日にマッサージに行った「新華中医診所」を訪ねる。

体調が悪いという事を身振り手振りで伝えるとどうやらわかってくれたようで、若い女医さんに連れられて診療室へ。
指さし広東語会話帳を広げて症状を説明する。

実は私は東洋医学にもちょっと興味があって、日本でも近所の漢方医にかかっているのだが、香港でも同じように、舌と両手の脈をみる。
これも、貴重な体験だと自分を慰める。

病名は風邪ということで、薬の処方箋を出してもらう。

「針をやってみるか?」

と薦められるが、針治療は未体験のため不安もあり遠慮した・・・が、その時突然激しい腹痛が襲う。

先生が「手を出せ。」という仕草をするので、手を出すと、両の手首に針をうたれる。

すると次の瞬間、嘘のように痛みが消えた。だが、その直後に急激な吐き気がやってきた。
ゴミ箱に吐いていいというので、吐瀉物を吐き出す。

医師の言うには、昨晩から溜まっていた悪い物が少し体外に出たらしい。

別室のベッドに横になって、新しい針を同じ箇所にうたれて、腹部を電熱器で温められる。

痛みも引いてだいぶ楽になる。

でも、そこでいつまでも寝ているわけにもいかないので、処方に従って煎じて貰った感冒薬をもらい、その場で1包を湯に溶いて飲む。

「苦い・・・。」と顔をしかめていると、山査子の飴を口直しにくれた。
まるで、子供みたい。
後で持って帰った薬の袋を覗くと山査子飴がいっぱい入っていた・・・。

なんとか薬を飲んで、病院を後にホテルに戻る。

残念だが今日は一日療養が必要なようだ。

せっかくの香港、一緒にホテルの部屋にいるのももったいないので、妻はお土産物を買いに外出。

ひとりホテルの部屋で、断続的にやってくる腹痛に苦しみながら、テレビをみたり、日本から持ってきた本「きいろいゾウ」を読む。

ときおり、うとうととしては変な夢をみる。

なんだか、少し朦朧として今、香港でいる事が夢のような気分になってくる。

そうこうしているうちに妻が帰ってくる。

街の漢方茶スタンドで買った解熱の感冒茶を持って帰ってきて飲まされる。
これもかなり苦い。

相次ぐ漢方薬攻撃で、他の症状は治まったが間隔をおいて激しい腹痛が続く。

それでも、午後からは少し楽になってきて、近所にある牛乳プリンで有名な「義順牛女乃公司」のパパイヤミルクを買ってきて貰って飲む。妻の飲んでいるバナナミルクも少し飲ませて貰う。このバナナミルクかなり美味しい。

夕方にもう一度出かける妻にスーパーマーケットでなにかカットしたフルーツを買ってきて貰うよう頼む。
それしかなかったようで買って帰って貰ったのはメロン。冷たく冷えたメロンの果汁が体にしみ渡るようで美味しい。

少し回復してきたようだ。

明朝には日本へ帰国予定。無事帰り着けるのだろうか?

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湯丸皇~香港旅行記3日目~

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早めに夕食も済ませて、ホテルの近くにある甜品屋「湯丸皇」へ行く。

この店も初めて。
昨日、ホテルに帰る途中で目についたので、行ってみようと思っていた店。
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私は大好物の「楊枝甘露」を食べる。この店のはマンゴーソースと柑橘だけで、ココナッツミルクやコンデンスミルクが入っていないタイプなので、さっぱりとして美味しい。
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妻の食べたこの店の看板メニュー胡麻、ピーナッツ等の餡が入った白玉団子“湯丸”はたっぷり生姜の効いた糖水に入っていて、パンチの効いた味。

さすがに半日島散策をしたので疲れた・・・。

ホテルへ帰る。

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陳勤記鹵鵝~香港旅行記3日目~

本当は中環で行ってみたいところもあったのだが、さすがに疲れているので、早めの夕食をとって、ホテルに帰る事にする。
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目指すは上環にある潮州料理店の「陳勤記鹵鵝」。
ここは潮州料理独特の鹵水というスパイシー(中華風)なタレを使った料理が名物ということで、看板メニューの鹵水鵝肉を食べる。柔らかな肉に染みたタレはマイルドでさすがの味わい。
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茹で冷ました魚も食べる。これも潮州料理独特の打冷という料理。
さっぱりして美味しい。
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妻はご飯代わりのさらさらの白粥をひとつ、私はビールを飲む。
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野菜もとろうという事で、油と醤油を掛けた油菜をとる。
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調子に乗って豚モツとクレソンのスープも注文するが、これは化学調味料の味が利いていてハズレ。クレソンと一緒にイモムシが一匹煮えていたのは香港では良くある事らしいので、ご愛敬ということで・・・(^_^;)

こぢんまりとした店にはひっきりなしに持ち帰りの客がやってくる。
今宵の夕餉は鹵水鵝肉が上るのだろう。

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饅頭節~香港旅行記3日目~

高速船は波を切って長州島に向かっている。
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中環の埠頭は思ったほどの混み具合でもなかった。
確かに高速船乗り場に行列はあったものの、混み合うのを覚悟をして来たせいか、それほど気になるものではない。

それでも、流石に島に着くと多くの人でお祭りムードは高まっている。
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そう、この日は香港最大の祭りといわれる長州島の「饅頭節」を見物に来たのである。
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饅頭節はかつて島を疫病から救ったとされる北帝を崇める祭りであるが、この日は祭のクライマックスのパレードが行われる日。
島は多くの観光客でごった返していた。
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まだパレードには時間があるのでしばらく島を散策するが、皆既に思い思いの場所に陣取って用意万端である。

時間が迫ってくると、通りはどんどん遮断されて、警察官が人員整理を行っていく。
もう道端のスペースもなくなったので、歩きながら路地裏からパレードを覗き見する。
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獅子舞や御神輿が通るたびに道端から歓声が巻き起こる。

残念ながらあまり見えないので、埠頭まで帰ろうとするが、道は既に封鎖されていて通れない。

しかたなく、島の反対側のビーチを歩いて高速船乗り場まで行くことにする。

ビーチでは海水浴を楽しむ人達が大勢いて、同じ島でも雰囲気が全く違う。

アイスクリームやジュースをとりながら、ようやく着いた埠頭には船待ちの長蛇の列が出来ている。

人混みと熱気にやられて流石に少し疲れ気味で船に乗り込み島を後にする。
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唯一麺家~香港旅行記3日目~

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妻とふたりでホテルを出て、尖沙咀の「唯一麺家」へ行く。
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上海麺仕立ての麺は、添えられた豚あばら肉の煮物がめっちゃ甘で閉口・・・。
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焼き餃子はなかなか美味しい。

やはり、さっき食べたばかりのお粥が敗因か?
胃が重い・・・・。
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さっぱりしてほのかな甘さの冷たい豆乳が救い(^_^;)

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朝のさんぽ~香港旅行記3日目~

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早朝に目が覚める。

今朝はすこぶる体調が良い。

昨晩、汗をかきながら野菜たっぷりの鍋をつついたのが良かったのだろうか?
まだ寝ている妻を残して、ひとりで散歩に出かける。

朝の油麻地市場は活気にみなぎっている。
裸で荷物を運ぶお兄さんや、豚肉を鉈のような中華包丁でぶつ切りにしている肉屋のおやじ、皆忙しそうに働いている。
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粥のチェーン店「海皇粥店」に朝粥を食べに入る。
この店は初めてだが、香港に来たら一度はこの広東粥を食べなければ、来た気がしないのだ。
こればかりは日本のどんな本格中国料理店でも食べられない。

今日はちょっと贅沢にピータンとスルメ等が入った皮蛋艇仔粥に揚げパン油條を食べる。
美味しいけど、後で妻と朝食に行くことを考えるとちょっと重いか・・・?
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店を出てぶらぶらと公園や道教の女神、天后を祭った廟を覗いたりしながら散歩を続ける。露店の市も開いてきて道端に野菜やフルーツが色とりどりに並べられている。
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ちょっと、小雨がぱらついてきたので水代わりにコンビニでサトウキビジュースを買ってホテルに帰る。
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夜のおやつ~香港旅行記2日目~

火鍋を食べ終えて、ホテルへぶらぶら歩いて帰る。

旺角→油麻地→佐敦の道筋は、深夜遅くまで賑やかで、夜遊びにふける若者達が大勢いる。

ホテルへ帰る前のお目当ては旺角のお汁粉屋「大良八記」。
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胡麻汁粉と牛乳プリンを食べる。
この店は伝統的な中国デザートの店で、お汁粉はどれもシンプルながら、なめらかで優しい甘味がホッとさせる。香港に行くと必ず立ち寄るお気に入りの店。

変わらぬ美味しさにご機嫌で店を後にし、露店を冷やかしつつ更にホテルへの道を進む。
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と、アイスクリームの移動販売車を発見。
この車で売っているソフトクリームは濃厚でとても美味しいのだ。
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香港映画好きならば、ウォン・カーウァイ監督の「天使の涙」で金城 武がこの車でソフトクリームを勝手に作ってふざけるシーンを思い出す人もいるかもしれない。
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もちろん、買って食べる(^_^;)

やっぱり、うまい(^o^)/

心地よい疲れに、風呂に入ってホテルのベッドでぐっすり眠る。

夜中にまた変な夢をみたような気もするが、中身は覚えていない・・・。

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火鍋~香港旅行記2日目~

今日は郊外の元朗という街で夕食をとろうと考えていたのだが、電車を乗り継いで行った店は改装中のため臨時休業・・・(T_T)

仕方がないので、こんなこともあろうかと事前に調べてあった「靚保(下に火)」という店で、火鍋を食べようということにする。
場所もホテルからさほど遠くない旺角の外れということで、なかなかの穴場店らしい。

妻に場所を探して貰おうと
「旺角の外れ・・・」
と言うと
「まさか大角咀じゃないでしょうね!
と釘を刺される。
日本から印刷してきた住所の紙を広げてみると、案の定“大角咀”の文字が・・・(^_^;)

なんでも、この辺りは黒社会の人達が薬の取引をしたり、銃撃戦があったりという夜間はちょっとヤバイ地域とのこと。
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まぁ、大丈夫でしょうということで、MTR旺角から旺角の新名所となっているショッピングセンター朗豪坊(Langham Place)を通り抜け、お目当ての店を目指す。
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店は道路に面して、扉もなく半屋台のような形式。

早速、席について数種類ある鍋のスープから正宗澳門豬骨保(下に火)(豚骨・コーン・大根・コリアンダーのスープ)を注文。
具に野菜の盛り合わせ、アサリっぽい二枚貝、トマト、更に肉類を注文しようとすると、店の子に止められる。

鍋の蓋を開けると豚骨、コーン、大根がてんこ盛りで既にそれだけでも十分なくらい。
ということで、肉は断念。

ブルーガール小姐がいたので、ビールも注文。
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豚骨のスープでレタス、白菜、ベビー白菜などを次々に煮て食べる。貝もトマトもとても美味しい。汗が流れ出すが、そこですかさず冷たいビールを流し込む(^o^)
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思わぬところで大当たりの店に出会う。
妻と二人でいろんな具が食べられないのが実に残念。

店員のサービスもフランクでなかなか良い。

ご機嫌で店をあとにした。

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大澳~香港旅行記2日目~

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MTR東涌駅からバスで山道を揺られること、約1時間。
ランタオ島のはしっこにある漁村、大澳へやって来た。
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今回の香港旅行で一番来たかった場所が実はここ。
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現在の香港では他に見る事のかなわない棚屋と呼ばれる水上家屋で生活している世帯が未だ残っている村。
香港政府が2000年4月に大澳再開発計画を発表し、一部を残しこの家屋を取り壊すことになっているらしく、早い時期に一度見ておかなければという思いを募らせていたのです。
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大陸から移住してきた漁民たちが、かつて使用していた道具や衣類が展示されています。
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素朴な蒸し饅頭を売る「正宗大澳隠姑茶果」で血圧を下げる成分がある真っ黒の蒸し餅「甜茶果」を買い食い。古い竈に蒸籠が積まれていて、風情のある佇まい。
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乾物店や魚屋をひやかしながら町を歩く。

途中、干物を焼いて売っているおばさんがいたので、シャコと太刀魚らしき干物に醤油と唐辛子の醤を塗ったものを、またまた買い食い。
シャコはちょっと生臭いが、濃厚な味わいがある。
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静かな村では猫も物静かだ。
まさに自分の収まり処がわかっている。

お土産に手作りのXO醤、咸魚醤をゲット。
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小雨がぱらつく中、ひととおり散策してバスで東涌へ戻る。

島の黄昏時。エネルギッシュな香港にもこんなひとときがあるのです。

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飲茶~香港旅行記2日目~

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ちょっと遅めの朝昼ご飯は「皇上皇酒家」で飲茶。

点心はあっさりとした「キヌガサダケとベビー白菜の炒め物」潮州料理独特のタレ、鹵水のかかった「鶏手羽先の鹵水風味」そして、妻がこれを食べたいがためにこの店を選んだ(潮州の伝統料理で手間がかかるため今では出す店がほとんどないそう。)という豚足の甘酢煮、生姜風味「甜醋猪[月卻]薑蛋」の3点にして、ゆっくりお茶を楽しむ。
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そういえば、いつも香港で飲茶に行くときは持って入る現地新聞を買い忘れている。
日本のスポーツ新聞のような軽い新聞を片手にロコ気分に浸るのが、私の香港飲茶の楽しみ方なのだが・・・。

「まぁ、いいか?」と思いつつお茶を啜る。

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杏仁ドリンク~香港旅行記2日目~

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朝目覚めて、散歩に出かける。

麺粥店や茶餐廳など開いている店もあるが、さすがに昨日の暴飲暴食が祟ってお腹は空いていない。

大きめのセブンイレブンを見付けて入る。“養身杏仁”と書いてある杏仁ドリンクを発見し、購入。風邪で気管支を悪くしてから調子が今ひとつだったので“特濃”の言葉に惹かれて飲んでみる。
もっとドロッとしているのかと思ったら、サラッと飲みやすい。

ホテルでテレビを観ながらゴロゴロする。

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ホテルの夜~香港旅行記1日目~

コンビニで水物を買ってからホテルに帰る。

風呂に入って寝る。

なんだか体が熱っぽい。

夜中に変な夢をみて、何度も目を覚ます。
自分の心と体が分離してしまったような感覚。
そのたびにのどが渇いて、買ってきたスポーツドリンクを飲む。

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松記糖水店~香港旅行記1日目~

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ぱんぱんのお腹を抱えつつ、デザートに甜品店「松記糖水店」へ。

人気の甜品店(甘味屋)ということで一度行ってみたかったのです。
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涼粉(仙草ゼリー)、杏仁、タピオカ、バジルシードetcにマンゴーソースのかかった「ハロハロ」とエバミルク(?)で真っ白な「マンゴープリン」。

伝統的中華デザートから今風にアレンジされたものまで、色々あって人気の理由も頷けます。

お味もなかなかのものでした。

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東寶小館~香港旅行記1日目~

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マッサージを終えて、妻と待ち合わせ場所の香港島北角駅へ向かう。

10年来通い続けている街市(公設市場)のレストラン、「東寶小館」で夕食を食べながら、ビールで体の毒を流そうという計画である(^_^;)
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ニンジン、大根などの根菜類のスープは素材の味がよくでている。
山盛りの炒飯は豚肉、エビ、咸魚(塩漬魚)、セロリに生姜風味。とどめにフライドガーリックチップがかかっている。
ノコギリガザミを上湯で蒸した物と、その蟹味噌とチーズで和えた麺はチーズで麺が見えない(^_^;)
魚の粗とナスをネギ、ニンニク、生姜風味で炒めたものは濃い味付け。

さすがに食べすぎでした・・・・(^_^;)
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中医のマッサージ~香港旅行記1日目~

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ホテルに着いたのは午後3時頃。
二年振りの彌敦道は相変わらず、賑やかで猥雑だ。

ホテルに荷物を置いて、早速マッサージに行く。
これは日本の垢を洗い流す儀式のようなもの。今回はホテルのすぐ近くにある
新華中医診所」を訪れる。
ここへ来るのは初めて。
病院が集まった雑居ビルの8階にある診療所の扉を開けると、そこは全くの病院。
とても一見の観光客がマッサージにやってくるような雰囲気ではない(^_^;)

マッサージに来たことを伝えると、
「どこが悪いのか?」
とか問診票を出して聞かれるので、妻は腰、私は疲れがたまっているということで、マッサージをうけることにする。

マッサージ師が一人しかいないということで、先に妻を置いて、
重慶大厦へ両替に行く。

彌敦道をふらふら歩きつつ、スパイスの香り漂う重慶大厦へ到着。
レートの良さそうな両替商で両替をすませて、付近をぶらぶらして時間を潰してから診療所に戻る。

ちょうど、マッサージの終わった妻に代わって、1時間の全身マッサージをうける。

さすがに街中のマッサージ屋とはテクニックが違う。
的確なポイントと力加減がなんとも心地よい。

後で「でも病気でもないのにこんな所に来てもよいのか??」
などと妻と話をしてたのですが、この時はその後に起こる悪夢を予想だにしていなかった私なのであった・・・・。

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マイ シューズ

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以前、妻の靴を買った心斎橋の「ニューバランス」へ靴を買いに行く。

足のサイズ、高さを計って、自分の足形のクセも微調整して貰う。
そうして、自分に合った靴を探し出したのが下の靴。
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明日からは久しぶりの香港旅行、マイシューズであちこち歩き回ってきます(^o^)/

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シェフの格言~レスカエコ・ビゴ~

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芦屋にあるフランス料理店「レスカエコ・ビゴ」のランチョンマットにはユニークなシェフの格言が書かれている。

そんな店で、ちょっと贅沢なランチ。
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前菜の「サーモンのソテーと海の幸のテリーヌのサラダ仕立て」はさっぱりとしていてサーモン独特のクセも感じない仕上がり。
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一転、メインの「牛肉とキャベツのミルフィーユ仕立てじゃがいもパンのグラタン添え」はしっかりとした味付けでソースが、ビゴの店自慢のパンによく合う。
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最後はコーヒーでホッと一息。
今日はGWに突入したのもあってか、店はほぼ満席。
ガイドブック片手に、観光客らしきお客さんも来てました。

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